撮れないカメラ、カメラオブスクラって面白い!!
- akatsuki-shabou

- 2025年12月7日
- 読了時間: 3分
こんにちは、あかつき写房の本田です。今日は、私たちが開発・販売している 小さなカメラ・オブスクラ「new moon screen」 についてのお話です。

そもそも、 カメラオブスクラって何?
カメラオブスクラとは、写真が生まれるずっと前から使われてきた“暗箱”。レンズ(またはピンホール)を通った光が箱の内側で像を結び、スクリーンに投影された像をトレースしたり、見たりして画家が絵を描くための道具として使用していました。
画家のフェルメールやカナレットも利用していたと言われています。(※諸説あり)
この装置は
1.光を取り込むレンズ
2.暗箱
3.乳白色のスクリーン
の3つで構成されており、言ってみればカメラの原型です。
※カメラオブスクラ(Camera Obscura)はラテン語で「暗い部屋」を意味します

映し出される像はデジタルではなくアナログの像です
カメラの仕組みとアナログ映像の魅力
スマホやデジタルカメラでは、その中で何が起きているのか直感的に理解するのは難しいですよね。しかし、湿板写真などの古い写真を撮る時は毎回それを体験することになります。黒い布をかぶりスクリーンを覗くと、レンズに入った光が暗箱の中を通って像をつくり出しています。構図を決めて、暗箱の長さを長くしたり短くしたりすることでピントを合わせますが、この瞬間がなんとも言えずいいんです。
スクリーンの向こうで、風が動き、光が揺れ、生の世界がひっそりと浮かび上がる。のぞき込んだ時にだけ、撮り手だけが見ている記録されない光の動画。撮影せずにぼんやりと眺めているだけでデジタルでは満たされない何かが満たされます。
「new moon screen」開発の背景
この小さなカメラオブスクラは、あかつき写房と新工芸舎の共同プロジェクト Shippan Redesign Project の中で誕生しました。
湿板写真専用カメラを開発したこのプロジェクト。開発担当の写真好きエンジニア小坂さんと、「アナログファインダーカメラを覗いたときの感動をもっと多くの人に伝えたいよね」という話をしていてすぐにカメラオブスクラの開発に着手しました。
カメラの仕組みをもっと身近に感じてほしい!湿板写真やアナログ写真の世界の入り口になってほしい!あわよくば、このプロジェクトの応援グッズにもなれば、、、といった想いが、この小さなカメラに詰まっております。
※Shippan Redesign Project→「現代の湿板写真をつくり、そして未来に届ける」というテーマで活動しています。プロジェクトHP
誰か一人でも、アナログ写真の世界へ
この「new moon screen」を手にしてくれた人の中の何十人かに一人でも良いので、アナログ写真の世界に足を踏み入れてくれたら嬉しい。写真の仕組みを“眼で見る”経験は、きっとあなたの写真観を少しだけ変えてくれるはずです。スマホやミラーレスカメラで写真楽しんでいる方に、ぜひもう一歩別の世界へ飛び込んできてもらえたら、、、
一番小さいものがnewmoonscreenで大きなカメラは湿板写真用です
「写真ってどうやって像ができるの?」
「大判カメラの“あの感動”をのぞいてみたい」
「プロジェクトをちょっと応援してやるか」
「写真好きのあの人へのプレゼントを探していた」
そんな方は、ぜひ new moon screen を一つお迎えください。
光が絵を描く瞬間を、手のひらの中でじっくり味わえます。
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